避妊ピルの飲み方

避妊ピルは、一般的なかぜ薬などのように、街なかの薬局やドラッグストアで気軽に買うことができないものです。少量の個人輸入などの例外的な場合を除いては、必ずあらかじめ医師の診察を受け、処方箋をもらってからはじめて手にすることができるようになっており、こうしたものは「処方箋医薬品」と呼ばれています。
この避妊ピルは、現在では錠剤中に含まれるホルモン量を少なくして、副作用がないように配慮された「低用量ピル」とよばれるものが主流となっていますが、そのなかでも、「一相性ピル」と、二相性または三相性といった「段階型ピル」とに分かれています。
こうした避妊ピルの飲み方についてですが、基本的には生理がはじまったその日から、錠剤がシートに包装されている順番にしたがって、毎日決まった時間帯に、1錠ずつ飲み続けることになります。
ただし、1つのシートのなかに包装されている錠剤が21錠のものと、28錠のものの、大きく分けて2つのタイプがあり、微妙に飲み方が異なります。
21錠入りのものは、毎日順番に飲むと、最後に7日間だけ薬を飲むことを休む期間をはさみ、この7日間が明けたら次の新しいシートに移って、また同じように錠剤を飲み続けます。
28錠入りのものは、この7日間にあたる部分に、「プラセボ錠」と呼ばれる、成分がまったく含まれていない錠剤が充てられており、飲み忘れを防ぐという意味で、毎日切れ目なく飲み続けることになります。
なお、一相性と段階型のどちらも飲み方は異なりませんが、一相性のものは、どの錠剤も同じ量の成分が配合されているのに対して、段階型のものは、錠剤中の成分の割合が途中で違っていますので、飲む順番を取り違えないように注意することが必要となります。